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海外移住

海外に移住するには、年金収入だけでは少々不足するかもしれません。

投稿日:2020年9月21日 更新日:

リタイア後に海外に移住して年金だけで暮らしていけるのか本当のことが知りたい。快適に過ごすのであれば、どうしたらいいのかが知りたい。

こういった疑問にお答えします。

もくじ

1.海外に移住するには、年金収入だけでは少々不足するかもしれません。

2.海外移住するには年金などの資金のほかに  「ビザ」の取得についても考える必要があります。

この記事を書いている私は、20か月の間、フィリピンに仕事をしながら住んだ経験があります。現地で仕事をしながらの居住について、これから海外で生活したい人に向けて情報発信をしていきます。

1.海外に移住するには、年金収入だけでは少々不足するかもしれません。

結論ですが、日本で生まれ育った日本人が、海外でいきなり現地の生活様式をそのまま体現することはできないといえます。

・当然、日本食を食べたくなります。安全な住居を探して賃貸することになります。医者にも日本のクオリティーを求めたくなります。

・こうした結果、日本で使う金額より、海外で使う日本の食品、サービスなどの出費は日本にいるより高くなることを想定しないとなりません。

・つまり、「日本の生活をそのまま海外で再現したいのなら、余計に生活費がかかる」ことを提言いたします。

・日本の物価はデフレのせいもありますが、「このクリティーでこのお値段!」というほど安いです。海外を経験しているとよくよく感じます。このことをわかっていないブログが散見されます。

・当然、日本から、現地に製品を運んでいけば物流費などが掛かるので、日本国内で買う価格より高くなるのは当然といえます。

・タイの例でいうと、フジスーパーという日系のスーパーマーケットがありますが、3pの納豆の価格は150円程度になります。私の家の近所にある日本のスーパーであれば、一流ブランドでなければ3p納豆は75円くらいで買えるので、半額となります。

・もちろん、現地で生産されているものは、安い価格で買えます。例えば鶏肉など100g70円程度で安いものもあります。

・日本食、すなわち日本でしか製造できないようなものに関しては、2~3倍程度になるものがあります。

・フィリピンにも100均ショップがあります。日本の100均ショップとまさに同じ品ぞろえです。ただし、均一価格は88ペソ(今のレートで日本円換算すると189円となります。

・日本食を外国で食べる場合、日本のチェーン店で言えば日本で食べるより安くなることはまずありません。安いと思うのは、日本企業以外、例えばマクドナルドやケンタッキーフライドチキンなどの外資でも同じフランチャイズを運営している場合は安いことがあります。

・フィリピンではケンタッキーフライドチキンは、小ぶりなチキン2ピース、スープ、そしてご飯がついて200円くらいです。

・諸々勘案しても、日本食をほぼ毎日食べるのであれば日本で生活するより、食費は余分にかかります。

・フィリピンも、タイもですが、住宅費に関しては日本より安いです。ただし、日本人が住むような現地民からしたら高級なマンション、アパートなどの場合、セキュリティがしっかりした部屋を借りることになるので、日本と同等の家賃が発生します。タイで言えばバンコク、フィリピンで言えばマニラ(マカティ)などです。私がフィリピンで借りていた延べ床32㎡の部屋は50000円程度でした。

体験談:「給料18万円/月だと、昼と晩御飯は現地の人が食べる食事を挟んでいかないと生活費が不足しそうでした。」

・当時私は現地採用で日系企業に勤めていたので給与は18万円でした。

・家賃はそこから5万円、電気代などの光熱費が1万円、通信費(電話・インターネット環境)1万5千円などが掛かっていたので、結構生活に大きな余裕はありませんでした。

・ローカルに混じって一食150円の昼めしと250円ほどのフライドチキンと御飯だけの食事なども食べないと生活費が不足するような状況でした。

・毎食に日本食を食べて生活していける人は、日本で採用された大手企業の社員で、その企業が持つ海外の現地子会社に出向、赴任しているような人です。

・当然現地の住居は会社負担ですし、日本でもらう給与とは別に、現地手当が出ているほか、通勤に使う運転手付きの自家用車が用意されます。こうした状態で雇用されている人は日本で生活している状態で海外でも生活できる人です。

2.海外移住するには年金などの資金のほかに「ビザ」の取得についても考える必要があります。

結論、収入に対しての考慮も必要ですが、外国人が海外に住む際に、在留許可証(ビザ)がきちんととれるか?が大きなカギを握ります。

・各国、外国人に与えるビザには違いがあり、一概に言えないのですが、一般人に対して大きく分けて5種類くらいのビザが存在します。

・観光ビザ→短期滞在ビザです。旅行、もしくは仕事でも会議に参加など簡単な用事で来る観光客に対して発行されるビザです。日本のパスポートはほとんどの国が現地の空港で発行してくれる(空港の入国審査窓口で押してくれるスタンプがそうです)のであまり気づきませんが、本来、旅に出る事前に目的地の在日大使館に行って予め取得しておく必要があるものです。空港で押されるスタンプビザは滞在30日程度が許されており、その後、国によって違いますが、延長申請を申請すれば、60日くらいは延長できると思います(有料です)。

・短期就労ビザ→日本企業が現地子会社を創設し、その従業員の一部に日本人を召喚するようなとき、現地に住んで働けるようにするために発行されるビザです。こうした人達は経済特別区などで働く為、経済特区で発行される場合もあります。

・婚姻ビザ→現地の国籍を持った配偶者との婚姻によって発行されるビザです。現地で労働もできます。今回のコロナ禍においても、外国政府のほとんどがこのビザを持つ日本人の受け入れを許可していました。

・リタイヤメントビザ→定年を迎えて年金生活に入った人が、ある程度の預金を現地銀行に預け入れることにより、その代わりに発行されるビザです。退職者ビザであるのにも関わらず、労働して賃金を受け取ることもできます。フィリピンでは35歳以上で銀行に200万円の預金ができる人にこのビザが発行される制度があります。居住ができ仕事もできるので200万円口座に積み立ててフィリピンで働いている友人がいました。

・投資家ビザ→大きな金額を現地法人に投資したり、マンションなどの購入することで発行されるビザのことです。上のリタイヤメントビザ同様、在留期間に制限がありません。ただし、これもリタイヤメントビザと同様、今度は日本などに渡航する際には、フィリピンから出国するために手数料を取られます。あくまで、永住者ビザ扱いなので、日本に行くには「出国する」体がとられます。

・こうしたビザがないと仕事をしながら現地でずっと生活ができないのが外国人です。

・そして今年はコロナ禍の影響で明らかになりましたが、婚姻者ビザ以外、は外国人に対して、各国冷ややかな対応であったことが分かります。

・今コロナ禍では、現地国籍者とその配偶者以外は改めて入国する敷居が高く、現地へもどれない日本人がいたということです。

・年金生活が始まるので、海外に移住しようと計画している人もいると思いますが、今年の例を鑑みるに、配偶者が現地国籍者でない場合は、緊急避難的に帰ってこられる日本での滞在場所がないと正直つらいなと思いました。

・フィリピンで仕事をして生活する友人が今日本に戻ってきていますが、実家にも関わらず、正直居心地が悪いといったことをつぶやきます。

・こんなことは初めてのことですが、これから先の将来、また別の疫病も発症する可能性がありますので、今は対策が万全の状態で海外で生活する必要性があります。

まとめ

1.海外に移住するのに年金だけを資金として計画する際には、現地でどんな生活をするのか、十分考えたうえで計画した方がいいです。

2.給料18万円でフィリピンで生活していた私は、日本にいる時のように日本人として生活するのは少しシンドく、現地の人が食べる安い食事を混ぜていかないと生活費がショートしてしまいそうな場合がありました。

3.現地で生活するのに日本での生活を再現する場合は、日本より生活費は多くなります。日本の食材などはもちろん割高です。

4.現地に移住する為、生活費の確保にもまして大事なものがビザです

5.ビザには在留する資格として強い、弱いがあり、いちばん簡単なものが、旅行ビザです。現地国籍をもった配偶者との婚姻によって発行される婚姻ビザは最強に近いです。

6.今年のコロナ禍で学習したことで大きな課題としては、もし、現地国籍の配偶者がない国に移住しようと考えている人は、緊急避難的に日本に戻ってくる場合を考えて滞在できる場所を用意しておく必要があるかもしれません。

7.移住を計画したい国がすでに決まっているなら、いちどその国に旅行に行くことをオススメします。ホテルから出て、現地の人が生活している姿を感じるのがもっとも信頼できる情報になります。

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