・電気代を節約したい。契約アンペアを下げると基本料金が安くなるのは本当か
・もっと簡単に電気料金を下げる方法はないか
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こういった疑問に答えます。
もくじ
- 基本料金の契約アンペア別の料金は以下の通りとなっています。
- 基本料金は下がる金額が少額なので、別の手段で節電。
この記事を書いている私は、節電商材(LEDランプ、空調機電力削減 等)の営業に7年間携わっており、クライアントの節電効果をあげてきました。2013年から2014年の一年間に今までの年間最高売上になりますが、83,000千円の販売実績があります。 様々な商材の知見と実績を元に、電気代節約の方法について解説いたします。
1. 電気代を節約したい。契約アンペアを下げると基本料金が安くなるのは本当![](https://it-biz-hama.net/wp-content/uploads/2020/07/clock.jpg)
ただし、下がる金額は月ぎめ固定で少額です。
(例)家庭用である契約「従量電灯B」での各アンペア契約別基本料
30A 858円
40A 1,144円
50A 1,430円
60A 1,746円
・契約すると各アンペア(電流)使用量を上限とするブレーカーが設置されます。
・50Aは1000wの機器を5台、同時に使った場合に消費する電力量です。
・ 50A契約している家庭が、基本料金を下げるため、40Aに契約変更すると約 286円、 ひと月に節約できます。
よくある質問:契約アンペアを小さくした場合何か問題がありますか?
「何で契約電流(アンペア)が決められているの?」という疑問が有ると思います。
電力会社が契約するアンペア数を固定したいのは、電力需要のピーク値(年間で一番大きな電力需要となる最大電力使用量)をさらに大きくしない為です。
・それは、最も懸念されること、設備に莫大な投資をするのを避ける為です。https://it-biz-hama.net/shinden-hikaku/ で「電力供給企業の内情を解説します」を参照ください。
・つまり、一家庭の電力使用量の集まりが地域全体の総電力量になるので、一軒一軒の契約量で電気使用量を制御しています。
・40Aの契約の家庭が瞬間でも一度に4001Wの電力を使うとブレーカーが落ちて電気が遮断されます。
・ブレーカーを戻しても4001w以上使い続ければ、再びブレーカーが落ちます。
・50Aに契約更新をしないと問題は解決しないことになります。
もっと簡単に電気料金を下げる方法は「新電力を使ってみる」です。
結論、手間もコストもかけずに電気料金を下げる方法があるとすれば、新電力です。
いずれにもWIN-WINの状況を生む新電力
・以前に上記のブログに書きましたが、既存の地域大手の電力会社が抱えている問題点を解決する手段でもある新電力は、電力供給者、新規供給者、電力使用者のいずれの課題を解決する手段となるからです。
新電力は「設備の入れ替えや投資資金が必要なのでは?」と思われるかもしれません。
既存大手電力会社は新電力の参入に肯定的な立場をとるため、例えば大きな投資が掛かる送電線などは既存電力会社の電線を新電力が使えます。
・つまり、導入するのに設備を交換したり新たな機器を購入したり取り付けたり、手数料を払ったり、こうした面倒なことは、ないのが普通です。
(契約する際には細心のご注意を!絶対にないとは言えないです。)
・新電力は、設備投資が発電設備などに限られるため参入しやすいのと、既存電力会社の協力も仰げます。( 参考:https://it-biz-hama.net/share/ )
まとめ
・節電の為、契約アンペアを下げると、月間300円弱の節約ができます。
・ただし、一度に電気を使う量が契約したアンペアを超えて使えない。
・解消するためには契約を見直す必要がある。
・電気代の節約を、手間なく、お金をかけずに行いたいのなら、新電力を使ってみる手がある