節電方法で本当に効果があることを知りたい。調べると色々分かるけど、月に100円とかじゃなく1000円単位で安くなる方法があれば情報が知りたい。
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こんな疑問に答えます。
もくじ
1.節電で最も効果があるのは、本当は究極の電池の存在です。
2.今、現実的に効果のある節電方法は新電力切り替えです。
この記事を書いている私は、節電商材(LEDランプ、空調機電力削減 等)の営業歴7年間、またその電力セーブの仕事の為、タイ、フィリピンに何度か渡航の経験があり、フィリピンには二年弱住んだことがあります。
様々な経験を元に、各国がどのように電気を使っているかの違いについて解説いたします。
1.節電で最も効果があるのは、本当は究極の電池の存在です。
将来、開発されるであろう、ハイスペックの電池の登場で、電力事情は一変します。
・テスラ、(自動車メーカー)が開発したバッテリー(電池)が話題になっていますが、車の価格(何千万円)から察するに、今だローコスト、ハイパフォーマンス、高い安全性、長寿命の4拍子そろった電池(バッテリー)はまだ完成されてはいないようです。
・4拍子そろった電池ができれば、安い発電方法(発電時間)で、発電された電気を使いたいときまで蓄めておくことができるようになります。
・この段階で、電気代はとても安くなります。
・ただし、今は各家庭に設置できるバッテリーは大きさも、価格も、設置場所も、すべてが簡単に設備できるほどの規格が出来ていません。将来、それが可能になるのであれば、電気代は極端に下がることになるでしょう。
体験談:小さな物置のようなバッテリを販売していた話。
具体的に、2トンも3トンもあるバッテリーボックスを販売する代理店業務をやっておりました。
・もちろんのことになりますが、2㎡ほどの場所が必要なのと、重量がとても重いこともあり、マンション住まいの方には設置するのにハードルが高い状態でした。
・まして、価格は100万円強、10年でも設備にかかる費用を回収できない計算になりました。
・壁についている瞬間湯沸かし器程度の大きさ、価格、になれば、設置が進み、とても電気代が下がるだろうな、と。原子力発電所が止まっている今、注目される水力、地熱、波力発電などでつくられた深夜電気を蓄積しておければ、発電所に負荷がかかる昼の時間の供給に余力が発生し、設備も無駄に投資されることはなく、供給側の電気単価が小さくなり、値下げにつながりやすくなったはずです。
2. 今、現実的に効果のある節電方法は
新電力切り替えです。
結論は、新電力供給会社に無料で切り替えてしまうことです。
・供給される電力単価が、今までの地域大手電力会社より確実に低く設定されています。
・他の節電対策でかかる設備投資が電気使用者にも、新電力供給会社にも軽いことが、タダで切り替えすることをサポートできる理由です。
・これが一番需要なことですが、一見、大手電力(今まで)供給会社にとって、新規電力会社が参入することに協力的に動かざるを得ないことが、この電力供給側の事情にあります。これにより、主に送電線などの設備を新たに張りなおさなくていいなど、設備投資が極端に少なくなることがタダで導入できる理由です。
よくある質問:「なぜそのような新規参入のライバルに大手電力会社は協力的な状態が生まれるのですか?」という質問があるかと思います。
・結論から言うと、電気使用は時間、季節で偏りが出ます。
・一年の中の一番気温が高い夏の昼間に物凄い偏る時間がやってきますが、そんなときでも現設備ではとても需要に追い付かないと思われる場合、数年前から設備投資して、稼働し、電気を供給し続けなくてはなりません。
・そのピーク時間外になると一転して、投資回収するのに不都合な時間になります。
つまり、ピーク時間しか、投資に見合った電気代を徴収できないようなことになります。
・ピーク時間の設備投資をせずに回避する方法として、新電力の協力を仰ぎ、電気の供給を手伝ってもらえば、大手電力会社は投資設備も回避できることになります。
新電力供給会社も、発電所の設備投資だけで電力供給事業が成立するので、再生可能電力発電所さえ設備してしまえば、あとは使用者を増やすだけで売り上げが増えていきます。
・千葉市は日本の市区町村としては2番目に電気代が安い市となっていますが、この新電力の普及率が日本一となっており、3軒に1軒がすでに新電力に切り替えが済んでいます。
まとめ
- 電気代削減に最も効果が上がる対策は高性能、低価格、軽量、のバッテリ(電池)の登場です。
- 電池ができれば、いずれどの発電方法による、低コストの電気を蓄めておくことができ、好きな時に使えるようになれば、電気代は一気に安くなる可能性があります。
- 今、コストをかけず、手間もかからない節電設備対策は、新電力供給会社への供給元を切り替えることです。
- ほぼ無料で設備できます。
- 設備がほぼタダでできる理由は、大手電力会社が新電力会社の参入には協力的に成らざるを得ないポイントがあり、送電線などの設備投資を大手電力会社から借り受けることができるので、投資額が非常に安く、参入しやすい点があります。
- もし、新電力会社が倒産などの危機に瀕しても、もとの地域大手電力会社からバックアップが受けれることが約束されています。