東証一部上場企業の社員の年収ってどれくらいになるのか知りたい。
もし働き始めたら、自分が思っているほどの給料がもらえるのかを知りたい。
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こういった疑問に答えます。
もくじ
1.東証一部上場企業の社員だった時の年収は640万円でした。
2.年収600万円あれば実際に生活をしていくうえでは何ら問題がない金額です。
この記事を書いている私は、大学卒業後、11年間東証一部上場企業の社員でした。普通の大学生だった自分がなぜ東証一部上場企業に就職できたのかを実体験をもとに解説します。
1. 東証一部上場企業の社員の年収は640万円でした。
結果ですが、途中退職しましたので退職直前の給与ベースでお知らせします。
・年齢36歳で、業種は食品でした。当時は全東証一部上場企業の平均年収ランキングで2200社中1100位前後、額面で640万円でした。
・内訳はボーナスが5.3か月(年間支給総額)込みなので給与は358,000(額面)円でした。
・ボーナスは夏80万円くらい、冬100万円くらいです。当然、税金等が引かれて受け取れる額はもちろんもう少し少額です。
体験談:生活面での問題は少なかったです。
東証一部上場企業でも企業によって格差はあり、300万円台のアルバイトほども稼げない会社もあれば、上位100社までは1000万円ほどの平均年収を稼げます。
そんな違いが出てきてしまうこともたまにはありますが、ちょうどランキングの真ん中あたりの企業に就職したことについてのみ述べますが、東証一部企業に就職するメリットは、生活が安定することです。手当が大きい場合があります。以下に解説します。
2. 年収600万円あれば実際に生活をしていくうえでは何ら問題がない金額です。
結論ですが、もちろんここから税金や社会保険料が差し引かれ、手取りは少なくなりますが、社会人として、結婚して、家庭をもって子供を養っていくのに十分だと思います。
・福利厚生などがとても充実しており、10万円くらいの家賃の物件が社宅扱いされ、本人負担分が35000円程度で住めるなど、実質の賃金はもっと多い形で支給される場合もあります、こうした手当等が厚いので生活はとても安定するはずです。
・もし、東証一部に将来上場する会社に未上場のうちに入ることができれば、ストックオプション※など、大きな資産を残す可能性も与えられます。
※(ストックオプション→上場前の株式を持ち株会などを通して自社の社員が一株50円などの安い価格で購入できる権利。上場後は株の値段が上がる傾向があるので、社員としては上場後株式を売れば、大きな利益ができる場合もあること)
「私が東証一部上場していない企業に入社したあと東証に上場した話」
・贅沢な生活を好まず、会社勤めをしっかりしていくと、東証一部上場企業の場合はある程度はベースアップもあり、給料が増えていき、さらに貯蓄ができるようになります。
・「来月給料が入らない」といった心配なくなり、生活費が結構ぎりぎりまで使えます。
・サラリーマンとしては超安定的な状況を得る可能性が高いといえます。