就活をしている大学生の方
「東証一部上場企業の数は何社くらいあるのか知りたい。希望の会社が決め切れないので、東証一部上場企業もチャンスがないか知りたい。東証一部上場企業のような安定した企業で働きたいので、なにか情報があれば知りたい。」
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こういった疑問に答えます。
もくじ
1. 東証一部上場企業の数は2000社です。360万社あるうちの2000社です。
2. 東証一部上場企業で働くことだけが最適な道ではないと思いますが、就職するのに最適な選択肢でもあります。
この記事を書いている私は、大学卒業後、11年間東証一部上場企業の社員でした。ボンクラ大学生だった自分がなぜ東証一部上場企業に就職できたのかを実体験をもとに解説します。
1.東証一部上場企業に関するデータを集めてみました。
・東証一部上場企業数は2173社です。
・全企業数に対しての割合は0.06%、10000社に6社の割合です。
・もう少しかみ砕いて話すと、1670人中トップにならないと東証一部上場企業に入社できないかもしれません。ただし、私はボンクラなのに東証一部上場企業で働いていました。【解説した記事を後述「まとめ」で表示しています。】
2. 東証一部上場企業で働くことだけが最適な道ではないと思いますが、就職するのに最適な選択肢でもあります。
結論ですが、東証一部上場企業で働きたいと決めて、就職活動するのはありだと言えます。
・私も経験がありますので申しますが、学生のうちに自身が一生、人生の大半の時間をささげて働く企業なんて、巡り合える方が確立が低いといえます。
・「好きなことを仕事にして働きなさい」と近年よく言われますが、就職してから自身のやりたいことが見つかる方が圧倒的に多いです。
・最初の一歩は、自身だけではなく、ご両親や兄弟、親戚、友達からも支持を得られ易い就職先の東証一部上場企業に就職することを目標にしてもいいと思います。
ただし、狭き門であることは確かです。
よくある質問:「そんなに狭き門だと就職するのは難しそう、就職先は他の探し方で絞った方がいいですか?」
そういった疑問もあると思いますが、「東証一部上場企業就職」は下記のようなメリットがあるのと、私は東証一部上場企業には入社しませんでしたが、東証一部上場企業で働いていたという珍しいタイプです。
- 入社後、新入社員研修から始まり、役職が上がるごと、高額な外部委託の研修制度を受けれるところが多く、自身のキャリアアップを助けてくれる制度があります。
- 住宅手当や人間ドックの費用などを福利厚生でカバーしてくれる率が大きく、目に見えない給与が厚いです。これは、若いうちに結婚しても、細々ながら、きちんと暮らしていける下地ができます。
- 結婚して家庭を持つのに安心できます。ネームバリュがありますので、彼女のご両親も安心して嫁に出せます。
- 結婚相手が社内で見つけられます。もちろん東証一部上場企業に入社する女性(男性)はそれなりの家庭で育った人が就職します。私のいた会社も社内結婚比率が高く、8割くらいだったと思います。
- とにかく生活には困らない給料が支給されるので、浪費をしなければ十分暮らしていけます。
- 仕事をする上で、人間関係であまり苦労がありません。学校もしっかりしたところを卒業した人達なので、良識ある人達が働いています。小さな会社に比べればということですが、どちらも経験した私には、東証一部上場企業は快適でした。
- 日本では一流の会社ですから、一流の先輩がいます。考え方、仕事に対する姿勢、そして何よりも知識や能力が、業界のトップノウハウです。中にいればその人達と知り合いになるチャンスがあるということです。
- 私は東証一部上場企業に入社できる実力はありませんでした。しかし、エレベーターに乗り、上階に上るような経験をしています。
まとめ
- 数字の上で東証一部上場企業は全企業数の0.06%にあたるごくごく少数の企業と言えます。
- 少数である理由は経営の母体がしっかりしていることを保証されているようなものなので、就職先としては一つの基準としてもいいと思われます。
- 海外の国民と比べ、とても安定している生活を送る日本人ですが、とりわけ、東証上場企業勤めの人は、生活が抜群に安定します。
- 結婚して家庭を持つことを望むなら、就職する先として選択するに十分条件となります。
- 優秀な先輩がおり、その優秀な社員から、仕事を教えてもらえるので、一流になる確率は高くなります。
- 東証一部上場企業に入社しなくても、東証一部上場企業で働くことはできます。私はその経験をしたのでラッキーでした。ただ、この手法はあえてとればだれにでもチャンスはあると思います。