外国人に節電を説明しようとするのに英語では何と訳せばいいのか?
そもそも、節電って外国では必要なんだろうか?何か対策しているのか知りたい。
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こういった疑問に答えます。
もくじ
1.節電は英語ではPower Saving です。電気は意味として電力のニュアンスがあります。
2.もちろん、海外でも節電は色々試されています。ただ、電気など貧困層は使えないということもあります。
この記事を書いている私は、節電商材(LEDランプ、空調機電力削減 等)の営業歴7年間、またその電力セーブの仕事の為、タイ、フィリピンに何度か渡航の経験があり、フィリピンには二年弱住んだことがあります。
様々な経験を元に、各国の違いについて解説いたします。
1.節電は英語で Power Saving です。
結論、電気は意味として「電力」のニュアンスがあります。
・日本人にとって英語は単語だけでは意味がとりにくい時があり、前後の話の流れから意味を解釈して理解することが必要な時があり、電気はPowerで、節約は言葉通り Saving と訳します。
・海外のエネルギー事情は日本のように、資源エネルギー(灯油、ガス、電気 等)の種類が豊富にあるわけでないのと、東南アジアは暖房の必要がないので、
Power =ほぼほぼ電力のことを指します。
・アメリカの事情は聞いたことにはなりますが、灯油(=kerosene ケロシン)は日本のようにガソリンスタンドに売っているものでもなく、暖房には使わないのだそうです。
体験談:ググってもPowerとしか出てこなくて、大丈夫か?とおもった話
具体的には、商談の中で、つたない英語を駆使しつつ、Powerだけで電力と伝わるのかがとても心配だった時がありました。
・結果は、エネルギーは暖房をするわけでもないフィリピンでは、Powerは電力一択でした。お湯を沸かしてバスタブに溜めるのは現地に住む日本人だけで、もちろん電気給湯器でお湯を沸かします。
2.もちろん、節電などは色々試しています。ただ、電気など貧困層は使えないということもあります。
結論ですが、そもそも電力を使う側の事情が各国違う場合が多く、東南アジアの国では年中暑いのですが、エアコンなど家にない家庭も結構あります。
・そもそも電気代が労働収入に比べて高いので、エアコンなど使用していない家庭がまだまだ相当あるような状況です。
・日本の文化度は相当高く、日本ほど暮らしやすい国は他にない感じが多いです。日本の暮らし方は海外では全く理解できないことが多く、日本人の生活様式が英語で当てはまらない場合も結構あります。
よくある質問:「では、節電するのは日本人特有のことですか?」
こういった質問があると思います。
・節電を考えることがないとは言えません。ただし、電気を使えない国民がまだまだ多い中で、電気代が気になるといったことがそもそもないのと、電気代を払うにしても、そもそもエアコンは使わずに、せめて使うのは扇風機、電灯しかない場合があります。
・欧米の代表例として、アメリカでは節電にはあまり関心がないようです。聞いた話ですが、電気代が日本の1/3で、一人当たりの賃金が日本人より多い国においては電気代が気になることはないのかもしれません。
まとめ
・英語で節電は“Power Saving”です。ただし、日本人のように電気代が勿体ないので節約したいと思う外国人はあまりいません。
・アメリカのような先進国は電気代が日本に比べて安いので、電気を節約するという発想ほぼ生まれない状況だそうです。
・東南アジアでは電気代が日本のように収入に比べて安くないので、エアコンは使えない国民が多い場合があります。
・電気を電灯に限って使っている国民には節電という考えがそもそも浮かばないということが多いです。
※電気代節約について日本独特な節約法