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食品流通

「食品流通」は英語で“Food distribution”で正解

投稿日:2020年10月27日 更新日:

「食品流通業界に興味がある学生の方」         食品流通は英語に訳すとどうゆう風に訳せばいいのか?そもそも英語圏の国では、食品流通という言葉を使っているのだろうか?

こういった疑問に答えます。

もくじ

1. 食品流通は英語で“Food distribution”で正解でしょう。流通センターをdistribution centerといいますから。

2. もちろんアメリカは食品流通の世界の中心的存在です。【解説します】

この記事を書いている私は、当時売り上げ規模一兆円を超える食品流通の商社に13年間勤めていました。冷凍食品営業職と常温加工食品物流管理(バイヤー兼)で在庫金額2億円の倉庫を管理しており、食品流通に関しては一通りの業務を経験してきました。

経験を活かし、興味がある皆さんに食品流通について解説します。

1. 食品流通は英語で“Food distribution”で正解でしょう。流通センターをdistribution centerといいますから。

結論ですが、流通センターのことを一般的にdistribution center(D.C.)といいます。

・汎用センターのことをDistribution Center と呼んでいました。今では当たり前の物流用語になっていますがRegional Distribution Center (地域別の特化型専用倉庫のこと)もあります。

・食品卸商社Aは、食品流通新聞に掲載常連になっていたくらい登場回数が多く、理由は社内の成功した食品流通ノウハウが新聞に取り上げられることが頻発していたというオチです。

・つまり、ここで使われていた用語が数々の食品流通新聞などを通じて物流用語に引用されていった経緯がありました。それはアメリカ企業との提携した際、アメリカからもたらされた英語が発祥です。

・逆のことを考えれば、他の食品流通企業は日本独自で発展せず、食品流通の古い体質のまま過ごしてきてしまったということですね。合理的・革新的な手法を身に着ける手段と時期をどこかに置いてきてしまったせいかもしれません。

・簡単に言ってしまうと日本はマンパワーで食品流通を廻していたのでWHOLE SALE(卸売)の発達が遅れてしまったのだといえます。東大の名誉教授でもあった林周二により「問屋無用論」を提唱されてしまい、それが大きく響いた時期もありました。

・その言葉の遅れ・手法の未確立、そして流通の非システム化や、マテハン不活用による作業の非効率化が図られていなかったのも、そこまで何も心配せずにのほほんと過ごしてしまってきたからのしっぺ返しだとも言えます。

・アメリカは、世界に名だたる流通会社がしのぎを削ってたたかっているので、食品流通はITのシステム化と相まってすごい機械仕掛けの倉庫を構築していました。

・ウォルマート等、小売り業の名前は有名ですが、その食品流通小売りの裏方として活躍していたのがもちろん卸売企業です。アメリカでは日本でありえないような事が往々にしてあります。でもそれがゆえに、日本とはけた違いな業績を上げる理由ともなっているようです。

2. もちろんアメリカは食品流通の世界的中心の存在(The central existance of food distribution in the world)です。【解説します】

以下、アメリカで本当にある企業提携の仕方のお話です。

・小売り業の業務には、もちろん食品流通部門があります。これは、小売業をクライアントに持つ卸にも食品流通部門があります。二つは食品流通という一連の業務ですが、もちろん卸の分担は店の搬入口まで、そして店の中はもちろん小売業の分担領域です。

・しかし、発注は小売業、卸倉庫の中の小分け(アソート)・そして運搬は卸、店の棚陳列は小売業と別れていますが、それを、小売業とパートナーシップを組んだ卸売の社員が発注から店陳列まで行うといった事までしているのです。

・つまり、卸の社員が小売業に出向して、一切を請け負ってしまうのです。一部門、加工食品をすべて請けてしまって、売り場を任されてしまいます。

・つまり合理主義のアメリカ人にとって、こうした事で目的はただ一つ、「売り上げが挙げればそれでいい。」「利益が昨年より上回ればいい」一点に傾倒します。

・卸売は売り場を独占し、ライバルを排除する事で余計な心配をすることなく、こちらも「売り上げが上がればいい」「利益が昨年より出ればいい」となりますから、お互いWIN-WINに成らざるを得ない事になります。

・卸の社員は小売業の社員として働くわけですが、給料はもちろん卸から出ます。もちろん、売り上げに貢献しているのですから、賃金はとても好待遇になるでしょうね。

・最大の利点はなんといっても店オペレーションの細部にまで浸透する意識になりますね。

・どうせ、最終工程の売り場への陳列が自分の作業になるのなら、品出しは簡単になればいいわけで、その為には、卸から送られてくる荷物は同じカテゴリ(品種、グループ)に分かれていて、店のあちらこちらに分散させる必要がないよう、品出しし易いように荷物を作るようになりますね。

・また、注文と商品個数が極限まで間違いが少ない方がいいわけで、そこには人間の感で品数のチェックをするのではなくて、あえてシステム任せ(コンピュータ)にさせることで効率化が図られる事にもなります。

・最先端の事業風景はこんなにもすごい発想が業務に取り入れられていることをお忘れなく。

・そして、衝撃の事実です。

上記に記したアメリカの動きは、一見近況の、そして最先端ノウハウのように聞こえる・・・・・

でしょうが、この話、実はもう26年前の事です。アメリカではすでに26年前に成功しているビジネスモデルなのです。日本の企業が視察に飛んで、テクノロジーをその目で確かめて、お金を出してそのノウハウを買い、そしてそのノウハウで、日本初となる小分け対応専用センターを中国地方に立ち上げる事になります。

・このセンターの立ち上げから伴う、食品流通の革命となった出来事は、物流業界では初快挙となる勲章紫綬褒章が与えられるほどでした。

The world is the full of things what uncredible……

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